「インデペンデンス・デイ2024」 感想 超小型SFバトル・アクション

概要

原題:ALIEN APOCALYPSE

製作:2023年アメリカ

発売:アルバトロス

監督:エイドリアン・アビラ

出演:マイケル・パレ/ポール・ローガン/クリスティーナ・ローズ/ルーク・ストラッテ・マクルーア/パトリック・ラビョルトー


太陽系外の惑星プロキシマbから、探査船が持ち帰った謎の物質。それは、ハエの群れのようなしょっぱい人食いエイリアンだった。エリア51の科学者セレステたちは侵略の脅威に立ち向かうが…


予告編

感想



ほぼ毎年恒例のアサイラム製激安パチモン侵略SF。「人類よ 地球はもらった」と言いながら大破壊しているジャケ絵がちょっとだけ面白い。一応マイケル・パレ主演。と言っても例によって指令室で指示を出してるだけの役でしたが。



本作は主に閉鎖空間を舞台にエイリアンとの戦いを描いているので、ID4のパチモンというよりは「新エイリアン2024」みたいな邦題の方がいいような気はします。



しかし最近心配なのは、レンタルDVD屋もすっかり閑古鳥が鳴いてるこの配信サブスク全盛時代に今さら騙されるような情弱がいるのかということですね。ジャケットを手に取ってもらえないと厳しいんじゃないかな。



ということでもう生粋のクソ映画マニアしかレンタルしていないと思われますが、その観点で言ってもいまいち物足りないクソ映画です。それなりに金はかけてなくもないけど、何もかもがお手軽やっつけクオリティ。



最近のアサイラムにありがちなしょうもない議論が少ないのはいいことです。ただエイリアンを倒す作戦として「超音波をぶつけて定在音波場を作ればそこは無重力となり奴らを倒せる!」みたいなわけわからんにもほどがあることを言い出した時はこのクソ共がぁ…!とキレかけましたが、しかしこれでも一応エイリアンとの戦闘シーンがちゃんとある分だけアサイラムの中ではまだましな部類です。



しかしエイリアンといいつつハエの群れみたいなのがブワ~ンと飛んでくるだけっていうのはかなりのクソ要素ですね。途中でクモ型にトランスモーフするけど、だから何だとしか言えない。



最後の方だけは巨大宇宙船が出てきたり、特定の周波数攻撃をすれば一気にいける!などとご都合主義的な対処法でまとめて殺処分できたりとかろうじてインデペンデンス・デイ的な雰囲気が言い訳程度にまぶされてはいます。まあ予告編をでっちあげるために最低限必要だったのでしょう。



「インデペンデンス・デイ2024」(Amazon Prime Video)



コメント

匿名 さんのコメント…
私は昔の吹替版があるかなぁと期待して見たりするんですが
勢いで尼プラ「スターゲイト」を見ようかと星確認したら何故か★★(62)
「おかしい、金がかかった映画のはずだろう」と声優だけ確認すると、
カート・ラッセルがメッチャクチャなド素人、度肝抜かれて音声切替えました

機内上映版ってあんな酷いのか、レビューの人ら見る気無くなるよそりゃ
どれだけ変かだけ確認したらリストチェック外すレベル
岩石入道 さんの投稿…
>2024年4月13日 22:52の匿名さん

聞いてみたけどこれはあり得ないほど酷いですね。1960年代収録の吹替えかと思いましたよ。私が吹き替えた方がまだましなレベル!クソ映画マニア的には面白いけど、誰がアマプラにこんなのを提供したんでしょうねえ。