「スケアリー・アトラクション」 感想 謎のボクシングお化け屋敷

概要

原題:Scare Attraction

製作:2020年イギリス

配信:アマゾンプライムビデオ

監督:スティーヴン・M・スミス

出演:プリムローズ・ビッグウッド/エリオット・ケーブル/ソネラ・エンジェル


アトラクション・ツアーに参加するだけで大金を稼げる楽な仕事で、"恐怖の館"に来たスターのカップル。「ソウ」を彷彿とさせる一室に案内された彼らは、突然閉じ込められ拘束され、真実を話さなければ死ぬと告げられる。。謎と真実に挑戦する彼らは、生きてここから脱出できるのか?

(↑アマゾン商品紹介より)

予告編

感想





今日は「シークレット・マツシタ」でも観に行こうかなと思ってましたが、途方もない大雪で外出する気がおきないので、朝っぱらからこのZ級映画を再生していました。しかし、1時間12分しかないのにいつまで経っても終わらず、結局夜の8時になってようやく観終わりました。クソ映画ってやつはなんでこんなにも長く感じるんでしょうか。



内容は、どっかのお化け屋敷にやってきた芸能人?たちがそこで「ソウ」っぽい謎解きデスゲームに参加させられるというもの。



どうでもいいお化け屋敷紹介の前振りがくそったれ長く、まず間違いなく99.99%の人は前半で脱落するでしょう。芸能人たちがやってきてもまず見せられるのはなぜかボクシング。なんでお化け屋敷でボクシングの試合を見せられるのか? レフェリーがハイテンションで長々と選手の紹介をして、ファイッ! …とりあえず1ラウンド殴り合ってハイ終了。アトラクションですから単なる小芝居のようです。お化け屋敷でボクシングの小芝居…。



しかも、なぜかこのボクシングシーンが後半になってまた丸々リピートされます。何の脈絡も意義もなく、唐突にだよ。いくらなんでもおかしいだろ!! 時間を引き伸ばしたいとしか思えないんですが、それにしてももうちょっとましなやり方があるのでは…



ボクシングの後は、「マフィアの部屋」でマフィアたちの取引という名の小芝居を目の前で眺めさせられます。オリジナリティありすぎだろ。一体どんなお化け屋敷だよ。まあ確かにマフィアはオバケより怖いかもしれんけどさあ…



そんなユニークな茶番を乗り越えるとようやく芸能人たちがデスゲームに巻き込まれてくれますが、アマゾンの商品紹介文にすら「『ソウ』を彷彿とさせる」と書かれてしまうぐらいソウっぽいです。特にソウ丸出しなBGMが何度も何度も執拗にリピートされるあたりは「もうあんたがソウ大好きなのはわかったから」と言いたくなります。



しかし謎解きだ何だと言いつつ全く何の謎もないし、デスゲームの合間合間に「お客さんがいきなり叫ぶ修道女に脅かされる」シーンを入れ替わり立ち代わり10回ぐらい見せられるのでとんでもなく冗長に感じられます。なんなんだよあれ!! うっすい内容を引き伸ばすために必死すぎる。オープニングクレジットとエンドクレジットも12分ぐらいあるし! 



オチもまたソウ丸出しですが、「オレはソウのここが好きなんだ」という断片的な要素だけを抽出してパクって満足しているようで、全体として近年稀に見るほどのダメさ加減です。「エスケープ・ルーム」と「ファイト・クラブ」もつまみ食いしてたのかな。ここまで酷いとクソ映画マニア的には一見の価値があると言わざるを得ない。我こそはというマニアの方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

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