「パーフェクト・ストーカー」 感想 普通の痛いストーカー

概要

原題:The Perfect Stalker

製作:2016年カナダ

発売:アマゾンプライムビデオ

監督:カーティス・ジェームス・クロフォード

出演:ダニエル・サヴレ/ジェファーソン・ブラウン/クリスタ・モリン


演技性人格障害のグレースは、自分を病気扱いする夫を事故に見せかけて殺害。その後、彼女は心機一転やり直すため別の街へ引っ越す。そこで出会った大学教授のロバートに一目ぼれしたグレースはアプローチをかけるが、ロバートには既に恋人がいて…


予告編

感想




アマゾンプライム配信のサイコスリラー。

ストーカーものだけど主人公がストーカー側。



こういうのってどこかアレなムードを持った人がサイコストーカー役になるものですが、本作の主人公グレースは見た目はそこそこイケてます。別にストーカーしなくても正攻法で狙った男を落とせばいいのではないか。でも、なんかサメの好きそうな顔してるんだよなあ…と思ったら「ディープ・ブルー2」でサメ保護活動家を演じていた人でした。やっぱりどこかアレな人だった。



そんなグレースが口うるさい夫を殺処分した後、別の街へ引っ越してきて出会った運命の男ロバート。スーパーの駐車場で一目見た瞬間に心底惚れてしまった模様。なんというスピード感。そこまでの超イケオジとも思えませんが、大学教授の発する知的なオーラにやられたんでしょうか? 何も知らん相手を一瞬であそこまで愛せる演技性人格障害者こわい。それにグレースよりかなり年上に見えるし。…と思って一応調べてみたらグレース役は当時28歳、ロバート役は40歳でした。あんな老け顔でまだ40歳なのが地味に衝撃。50代かと。



老け顔はともかく、ロバートに迫るためにはジャマな恋人のエリンや近所のヒマなおっさん・ウェインなどがおり、彼らを雑にぶち殺しつつグレース自身はストーカー被害にあってるかのように見せかけて同情を買おうという作戦。特にどうということのないありがちなストーキング話ですが、パーティで「あなたの著書読んでるのよ」アピールするくだりとか、ストーカー被害を自作自演してロバートに泣きつくところは非常に痛々しくて正視しにくい。殺人を除けばこういうことする痛いヤツ普通に居そうなんだよなあ…。グレースの一体どこら辺がパーフェクトなのかさっぱり分かりません。



サスペンス的に気になったところとしては、グレースがウェインを仕留めた後にボタンを落としたことに気づいて犯行現場に戻るんですが、警察が捜査した後の被害者宅に易々と侵入しているのはいかがなものかと。ボタンが見つかるよりもリスクが高いように思えるんですが。まあ、とはいえ謎解きとか意外な真相も何もなく行き当たりばったりで犯行を重ねているだけなので、ツッコミどころと言えるほどの穴もないのがクソ映画マニア的にはいまいち面白くない作品でした。


コメント