「YUMMY/ヤミー」 感想 地獄の美容整形外科

概要

原題:YUMMY

製作:2019年ベルギー

発売:アミューズソフトエンタテイメント

監督:ラース・ダモワゾー

出演:マイケ・ネーヴィレ/バルト・ホランダース/ベンジャミン・ラモン/クララ・クリーマンズ/アニック・クリスティアンス


必要以上に巨大な胸をコンプレックスに感じていたアリソンは、母親と彼氏を連れてとある美容整形外科を訪れる。だが、その美容整形外科ではひそかに危険なアンチエイジングの研究が行われており、それがもとで病院内の人間が次々とゾンビ化してしまうのだった。


予告編

感想



結構珍しいベルギー産のゾンビ映画。


ゾンビ発生の原因がアンチエイジングで舞台が美容整形外科というのも極めて珍しく、唯一無二の個性で存分に楽しませてくれる良いゾンビ映画でした。過激なスプラッター描写やブラックな笑いも存分に盛り込まれており、ケチの付けどころがない。



主人公アリソンはあまりにデカすぎる乳がウザったいから小さくしたいというなかなかレアな理由で美容整形外科を受診しており、さらにただ付き添いで来ただけのはずの母親も「せっかくだから肛門周りを美白したい」などとわけ分からんことを言い出すのが笑えます。現実の美容整形のことは何一つ知りませんが、そんな要求する患者は実際にいるんでしょうか。と思ってググったら本当にあるようですね。これは驚き。そんなところ大腸カメラか痔の治療の時しか見せない気がしますが。わざわざ美白して「きれいな肛門だね」と思われたい人もいるってことか。勉強になります。



で、いざゾンビ騒ぎが起こり出すと脂肪吸引手術中の患者に脂肪が逆流して爆裂するなど美容整形ならではのきたねえ見せ場が最高に楽しい。最近変にオシャレというか上品なゾンビ映画がもてはやされる風潮を感じますが、やっぱりゾンビ映画はこれぐらいゲロゲロに汚くないといけません。他にも腸を引きずり出すのは当然、目玉飛び出し、頭かち割り、指切断、腕シュレッダーとこれでもかと派手な人体破壊描写を繰り出してくれるのがうれしい。これは久々にスカッとしました。



しかし、本作最大の爆笑ポイントはやはり性器の増大手術を受けたオッサンの末路です。使用後に洗おうとしてうっかり熱湯をかけてしまうわ、正体不明の軟膏を塗ってしまうわ、マッチで火をつけてしまうわ…と、ただでさえ手術直後の弱った急所に畳みかけるような大ダメージ描写。ここまで執拗にち○ち○を虐待する映画は初めてです。修正のかけ方もなんか独特。ところで美容整形ではそんなところを巨大化することまで可能なのか。シリコンでも注入するんですかね。それにしても胸を小さくしたがったり、アレをデカくしたがったり、人間とはなんと業の深い生き物なのか。



何も深いことは考えてなさそうなスプラッターコメディですが、舞台が美容整形なのはやっぱり「せっかく授かった肉体を変にいじくりまわすとバチが当たるぞ」というメッセージなのか。私は別にそんなの好きにすりゃいいだろとしか思ってませんが、ゾンビよりも美容整形手術の方がよっぽどグロくて恐ろしい所業だなとは思いますね。肛門周りの美白ぐらいなら簡単でいいかもしれませんけども。


コメント

  1. >あまりにデカすぎる乳がウザったいから小さくしたいというなかなかレアな理由

    乳房縮小手術は少なくないですよ^^
    クリスティーナ・リッチさんなどが受けています。

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    1. そうなんですか!
      それは知りませんでした。
      なんか想像するだけで怖そうな手術なので珍しいのかと思ってしまいましたが、そうでもないのですね…

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