「ランボー/最後の戦場」 ラスト・ブラッド前夜祭

概要

原題:RAMBO
製作:2008年アメリカ
発売:ギャガ
監督:シルベスター・スタローン
出演:シルベスター・スタローン/ジュリー・ベンツ/ポール・シュルツ/マシュー・マースデン/グレアム・マクタビッシュ

予告編



  


さて、明日6/26からいよいよ待ちに待った

ランボー ラスト・ブラッド

が劇場公開されます。コロナで延期された時はどうなることかと思ったけど再延期とかもなく無事に観られそうで本当に良かった…。

ということで、今日は前作に当たる「最後の戦場」を10年ぶりに観返してみました。続編が出たおかげで「最後」じゃなくなっちゃったけど。




今まで何度かブログに書いたかもしれませんが、私の中で史上最高の映画と言えば圧倒的にこの「ランボー/最後の戦場」なんですよね。100点満点で評価せよと言われたら8500億点と答えるぐらい好き。これを劇場で初めて見た時の衝撃は今でも忘れられない。私にとってスタローンは80年代はヒーローでしたが、90年代後半からゼロ年代前半あたりはラジー賞ばっかり取ってるちょっと痛いおじさんというイメージに転落していたので、ほとんど何の期待もせずに映画館へ行った記憶があります。2007年頃のスタローンは「ロッキー・ザ・ファイナル」で見直されてたけど、ロッキーにはあまり興味なかったので観てませんでした。

しかしこの「最後の戦場」の途方もない出来栄えには度肝を抜かれました。ミャンマー軍事政権の想像を絶する悪逆非道ぶりと、還暦を過ぎてるのに鬼神の如き強さを発揮するランボーの激突。それに伴う人体爆裂祭りがあまりにも凄すぎた。こんなにも激しく人体が崩壊しまくる映画を観たのは生まれて初めてでした。その辺のスプラッターやホラー映画を遥かに超えるジェノサイドっぷりに恐怖や嫌悪を通り越して感動を覚えたほどです。


しかも極限まで無駄がそぎ落とされていて尺が短く、あっという間に終わる。それでいて脇役の傭兵たちやボランティアなどの人物描写も抜かりなく隙がない。一体どんな天才監督がこの超傑作を撮ったのかと思ったら、監督も脚本もスタローンが兼任してるというじゃないですか。それを知った時、私の中でスタローンが「ラジーおじさん」から「映画の神」に昇格しました。本作に魂を持っていかれた私は劇場で3回本作を鑑賞し、その後国内版のDVDが出るのを待てずに北米版のDVDを購入。それを3か月ぐらい毎日欠かさず鑑賞していました。

つまり私は本作を100回近くも繰り返し観ていることになります。しかもなぜか国内版DVDがなかなか発売してくれなかったので、北米版DVDに自力で日本語字幕を付ける作業までやりました。私がそこまで何かに情熱を燃やしたのは後にも先にもこの時だけです。まあセリフ少なめの映画だから出来たことですが、字幕を出すタイミングとか出してる時間とかの調整がえらく面倒だった記憶があります。普段何となく流し見ている字幕にかけられた手間とありがたみが実感できるようになりましたね。


まあそんなことはどうでもいいんですが、そこまでやったせいで10年ぶりに本作を観返しても全く記憶が薄れていませんでした。しかし何回観てもいいものはいい。

特にカレン族が遊び半分に虐殺されてるのを傭兵たちが見過ごさざるを得なかったところ。そこに現れたランボーが弓矢でミャンマー軍を撃退するシーンがかっこよすぎる。その後に出てくるセリフ


「こんなところにいたい奴はいない。だが俺たちのような男の仕事はここにある」


これは本作を観た人すべてに刺さった名台詞ではないでしょうか。しかも汎用性が高い。別に傭兵ではない私でも、例えばすごくイヤな仕事を抱えてしまった時にこのセリフを心の中で反芻するとモチベーションの低下をやや防ぐことが出来ますからね。色んな意味で私の人生に影響を与えた映画です。


ところで新作の「ラスト・ブラッド」ですが、なるべく前情報を入れないようにはしているものの、どうしても漏れ聞こえてくるニュースによるとまたしてもラジー賞でノミネートされまくってしまったとか。「キャッツ」のおかげで受賞には至らなかったものの、どうしてラジー賞はそんな執拗にスタローンをイジろうとするのか? 映画の神に対して畏れ多いと思わないのでしょうか。

しかしよく考えなくてもランボーも「ラスト・ブラッド」では御年73歳にもなるわけだし、まともなアクション映画は期待できそうにないんですよね。いくらスタローンが神でも73歳のジジイになってしまっては大して動けまい。

大体、好きな映画の続編に期待しすぎると肩透かしを食らうものなんですよ。なのでわざわざ映画館の席をネットで予約してしまうほど滾った気持ちを抑え、「ラスト・ブラッド」には極力期待をしないように冷静に鑑賞してこようかなと思います。

コメント

  1. いやーそこまで惚れ込んだ映画があるとはすばらしいですね。羨ましいです!

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    1. これを超える映画にはもう出会えないような気がしてます。

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