「ファイト・アナザー・デイ」 感想 好試合が多くて見応え充分

概要

原題:Fight Another Day

製作:2024年カナダ

発売:プルーク

監督:ジェームズ・マーク

出演:エリック・ジョンソン/マーティン・コーヴ/クリスティーナ・オチョア/ポール・ブラウンスタイン


1989年、警察官のライアンは仕事中に銃弾を喰らって死んでしまう。だが、気が付くと2067年にタイムトラベルしており、ある娯楽番組”ファイト・アナザー・デイ”の参加者にさせられていた。それは、歴史上の強者たちが1対1で命を奪い合うという過酷なものだった…


予告編


感想




設定だけなら「イモータルコンバット」に似ているSF格闘アクション映画。

U-NEXT399P。



イモコンに似ていると言っても、本作の方が格段に真面目に作られており面白いです。ただこちらは歴史上の戦士と言ってもよく知られた英雄が出てくるわけではなく、完全に無名の人物しか出てこない点にはご留意ください。



ということで主人公ライアンも一介の巡査部長。日々犯罪者と戦っていたので強いことは強いのでしょう。そして武器は自分の慣れた物を使えるルール。でも、それだと銃の有無でかなり差が付いてしまうのでは?と心配になりました。なんせ拳銃一丁あれば私でもルチャドールにはたぶん勝てそうですからね。



しかし第一試合の「巡査部長 VS 中世の騎士」では甲冑に銃がまるで通じず、思ってたよりかなり凄惨な試合を見せられて驚きました。リアルに全く通じないかどうかは知りませんが、ここでは鎧か盾があれば銃弾を難なく防げる模様。まあルチャドールはどのみち無防備なので拳銃があれば勝てそうですけど。



しかしそれを学習した巡査部長はその後の試合で催涙スプレーを容赦なく使用。さすがに古代スパルタの戦士にスプレーで目つぶしはズルくないか??と言いたくはなります。まあ後の時代になるほどフィジカルが貧弱になるだろうから、そのくらいのハンデはあってもいいかもしれませんが。



ただスプレーはともかく、見応えのある好試合が多いです。バイキング、西部のガンマン、日本の女武士は特に強くて殺陣もしっかりしており、どの試合もクライマックスに配置できるほど素晴らしい出来。これはギャラリーも大盛り上がりだろう…と思ったら、2067年は大衆の感情が奪われているのか、みんな黙って無表情で眺めています。これは視聴者の気分に水を差してる感があって少しもったいない。



あと、参加者の中にルチャドールがひとり混じっていてネイティブアメリカンの戦士と戦っていたんですが、その試合がダイジェストで勝敗不明のまま流されたのも非常にもったいないなと思いました。むしろ一番観たい試合だったよこれ。




「ファイト・アナザー・デイ」(Amazon Prime Video)



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