概要
原題:Graveyard Shark
製作:2024年アメリカ
配信:TomCat Films LLC
監督:マシュー・A・ピーターズ
出演:ステファニー・ウォード/マイケル・ジョン・ギルバート/バーンデリー・マーチ/ライアン・サンティアゴ/マディセン・ザバワ/オリヴィア・ウォルトン
未確認生物ハンターのアビーは、「墓場の鮫太郎」の都市伝説を追っていた。サメ人間の姿をしている墓場ザメは、墓地で獲物を待ち構え人々を襲っていたのだ。アビーは墓場ザメから生き延びた人々と協力し、この怪物の闇に包まれた起源を究明していくが……。
(Amazonより)
予告編
感想
今月から刺激ストロングで配信開始のサメ男映画。
これは邦題のインパクトがあまりにも強すぎました。期待値が爆上がりしてしまう! しかし実際観てみると、これは確かに墓場の鮫太郎としか表現しようがない。クオリティはともかくこのふざけ方はオリジナリティ高くて面白いです。ありとあらゆる場所に、ありとあらゆる形態で出現していたと思われるサメですが、さすがに墓場で被り物をしたサメ男が出る映画は他になかった。
ただ、私はこの日だけで似たようなサメの被り物をした超Z級サメ男映画をまとめて4本も観てしまったので、もうどれがどれだか全く分からなくなっています。まあ既製品だろうが手作りだろうがサメの被り物をしたサメ男のビジュアルについてあーだこーだと細かいことを言っても仕方ないので、間違いや変なことを言っていても気にしないでください。
…で、墓場でハメを外す自称10代の若者たち(オッサンも混じってたが)を襲う鮫太郎。でも毎回全員仕留め切れるわけではないようで、生き残った人々による「鮫太郎被害者の会」なんてものが定期的に開催されている模様。これはいいですね。よそでは絶対に見かけない設定です。なんでそんなに墓場でデートしたりモデル撮影会なんかやったりするんだよ!と突っ込みたくはなりますが、そういうふざけ方をしているだけなので何の問題もありません。鮫太郎が毎回背後から首筋に噛み付く捕食シーンがめちゃくちゃワンパターンであろうと何の問題もありません。
サメ男が歩くとサメの音が発生するのではないか?と先日述べましたが、本作でも
「サメの音を聞いたわ」
と主張する人物が登場します。しかし、
「いやそれはクマの音だ」
と反論されていたので、別にサメに限らず野生の動物は何か独自の音波を発生させているものと考えられます。ヒトはヒトの音を発生させながら暮らしているし、クラゲはクラゲの音を出しながら漂っているのでしょう。
鮫太郎の出自は他のクソサメ男映画に比べると非常に真面目にふざけて考えられており、内容そのものは荒唐無稽であっても他のクソサメ男映画に比べると実にしっかり練り込まれたシナリオであると感じられます。タイトルに惹かれて観たZ級クソサメ映画マニアの歪んだ期待を裏切らない臭気を放つ逸品でした。
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