概要
原題:A Game in the Woods
製作:2024年アメリカ
配信:トランスワールドアソシエイツ
監督:マイク・マカッチェン
出演:エレノア・ニューマン/エミリー・スキーン/ジョン・P・クロウリー/グレース・ロビンズ/ダグ・フィールズ/ロイド・カウフマン
アッシュは親戚と恋人を連れ、遺産相続がてら亡くなった祖父の牧場へと遊びに来る。だが、そこで罠にかかった女性を発見し、さらに突如謎の男たちに襲撃されてしまう。その土地は富豪が大金を払ってマンハンティングに興じる危険なレジャーランドと化していたのだ…
予告編
感想
ロイド・カウフマンがカメオ出演しているマンハンティング系ホラー映画の新作。まあまあテキトーなゆるさで2024年製とは思えない古臭さがありますが、サービス精神旺盛な作りで結構楽しめました。
主人公のグループがたった3人しかおらず、これはさぞかし森でウロウロしている虚無シーンで尺を稼ぎまくるんだろうなとワクワクしてたら、そこはいい意味で裏切ってくれました。狩る側も狩られる側もあとからかなりの人数が追加され、最終的にはいくらテキサスのド田舎でもそんな大規模なマンハンティング・パークは維持できんだろというレベルにまで拡大。ただ、主人公以外の獲物がみんなタガログ語をしゃべっているという設定は真面目に考えるとなかなか胸糞ですが…
その辺を気にしなければ、リアリティよりも物量と見栄え優先で配信謎映画にしては珍しいほど面白いです。スプラッター描写はかなり派手ながらリアルな痛々しさはそれほどない。
そのためツッコミどころはまあまあ多く、特にトラバサミで足を負傷した殺人鬼の方が主人公らより機動力で勝っていた場面は誰が見ても「なんでだよ」となるでしょう。ついでにその殺人鬼が何か著しく変な車に乗ってるなあと思ってたら、よく見ると日産リーフ(初代)のボディ後部をぶった切って小型ピックアップトラックみたいに改造していたのは笑ってしまいました。そこまでしてなんでリーフなんだろ。
「ゲーム・イン・ザ・ウッズ」(Amazon Prime Video)
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