『ユニコーン「光から生まれた」』 感想 AIから生まれた

概要

原題:Unicorn "Born of Light"

製作:2025年アメリカ

配信:Wright Family Films

監督:アシュリー・ヘイズ・ライト

出演:スカウト・ライト/デビッド・オーウェン・ライト/ケイデンス・ライト/ジャイナ・ライト/アシュリー・ヘイズ・ライト


神秘的で力強いユニコーンは、誰も手懐けることのできない野生の世界を自由に彷徨っていた。しかし、純粋な心を持つ少女がユニコーンの信頼を得た時、二人の絆は、村を滅亡の危機に瀕する冷酷な王から救う唯一の希望となる。

(↑Amazonより)


本編

youtubeに本編があったとは…


感想



いつも殺伐としたホラーばかり観るのもなんだし、たまにはキッズ向けのアニメでも観て癒されようかな…

…なんてわけでは当然なく、

変な邦題だなと思って詳細をチェックしてみたら、あの


「ビッグフット『農場の血』」

「モンスターの覚醒」

「ヒロックの幽霊」


で一時期珍作映画ハンター界隈を騒がせた「ライト・ファミリー・フィルムズ」作品だったので、つい200円課金して鑑賞してしまいました。今は反省している。



本来キッズアニメは守備範囲外だし、そんなのをわざわざ見てあーだこーだ言うのもいかがなものかとは思いますが…

でも仕方ないですよ。


こんな全編に渡ってAIで生成した映像にいつもの腐れ機械翻訳字幕をつけた謎アニメなんてその辺のキッズが観たがるわけがありませんからね。結局珍作映画ハンターしか観ないと考えられます。



それにしても、全編生成AI製はさすがにキツイ。とうとうこんな映画が世に出ることになったか。一応、パッと見の映像クオリティは高いっちゃ高いんですけどね。

そう、まるでデ〇〇ニ〇映画を観ているかのような…

いいのか?

これアウト臭くない?

いや既存のキャラクターが出てくるわけではないけども。



まあその辺は置いといて、非常にシンプルな話なのに字幕があまりにもテキトーすぎて内容がいまいち頭に入ってきません。


なんか、ユニコーンがパカラッパカラッと楽し気に走っているシーンが何度も繰り返し入るんですが、そこで毎回毎回


「頭が激しくズキズキする」


という字幕が入るんですよね。

一体誰の心の声なんですかね。

視聴者か?

字幕を付けてる奴か?



しかしどうもこの字幕、テキストデータではなく音声から翻訳しているっぽいんですよね。

ライト・ファミリー・フィルムズ作品は挿入歌が多い傾向があり、本作も1時間と短い尺ながら7~8回は歌が入るんですが、その歌詞の内容がかなり変。





シェルターのためにって何だ、核戦争でも起きるのか?

その辺の木を切ってシェルターを作るってことか?

と思ったけど(不明瞭)という注釈を見るにリスニングがうまくいかなかったと考えられます。こんなの初めて見た。



また、えらくムキムキな狼たちに仔馬が襲われるシーンで緊張感を煽るBGMが流れるんですが、その時の字幕が



「楽しい音楽」



マッチョ狼がユニコーンと戦うくだりになっても



「楽しい音楽が続きます」



全然楽しい音楽じゃないんだが…

そもそもこんな字幕要るか?




クライマックスはエンドクレジットの最後。





WRIGHT ANIMATION

         STUDIOS








『ユニコーン「光から生まれた」』 (Amazon Prime Video)



コメント