ついに念願の掛川花鳥園へ行ってきた

静岡県掛川市にある掛川花鳥園。

そこでは多種多様な鳥類が放し飼いにされており、訪問客は自由に触れ合うことが出来るという。

私が初めてその存在を知り、そのうち行ってみたいなあ…と思ってから既に10年くらい経っていることに気が付き、ようやっと重い腰を上げて行って参りました。

実に22年ぶりの道外旅行。22年ぶりの飛行機。

我ながら重いにもほどがありますね。

しかし行ってみれば札幌-静岡なんて案外近いもんですね。新千歳空港から静岡空港まで約1時間30分のフライト。静岡空港から掛川駅までは無料のシャトルバスがあり、特に迷うこともなく花鳥園近くのホテルへ辿り着くことが出来ました。

初日は特にやることもないので炭焼きさわやかでげんこつハンバーグを食べたり、陣場峠に登ってみたり。それにしても、

初の静岡でしたがそこらじゅうどこを向いても茶畑だらけで驚きました。

そして翌朝は朝九時の営業開始時刻と同時に入園。

平日の朝っぱらなのでほとんど誰もいません。

これからこの中で鳥まみれになるんだ…！

…ただ、自分の飼っているセキセイインコは実家に預けてここへ来ているわけで、例えるなら奥さんを置いたまま自分だけキャバクラに遊びに来たような後ろめたさがないでもありません。すまない、たまにはデカい鳥とも触れ合いたいんだ…

一歩足を踏み入れると、そこは…なんと素晴らしい施設なのか。

クジャクやシギやフラミンゴなどが、別に何もしなくてもわらわら寄ってきます。

特にフラミンゴはガンガン当たってくるわ髪の毛を毟ろうとしてくるわとやけに絡みついてきました。はよエサよこせアピールでしょうか。顔は怖いけどうれしいですね。

しかし、ここへ来たからにはやはりまずはオニオオハシです。

こいつはここでも１，２を争う人気の鳥。

ちなみにここでは100円で1回分のエサを買って与えることが出来ますが、当然鳥によってエサの種類は異なります。が、オニオオハシは私がエサ売り場の前に立った瞬間から「当然俺用のエサを買うんだよな？」と言いたげな顔。

たまらん…。

これは一生の記念になります。

しかしエサを平らげたらそそくさと飛んで行ってしまいました。ドライというか自分は人気があると理解している風ですらあります。そのあとまた近寄ってじっくり見ようかなと思い、少し顔を近づけたら鼻を噛まれてしまいました。さすがにこのクチバシは射程距離が長い。

そして第二のお目当てはコガネメキシコインコ。

こやつらはエサを食べ終わってもすぐにどっか行ってしまうようなドライさはなく、しばらくは体の上にとまったままのんびりくつろいでくれるし、それを見た別のコガネたちもどんどん寄って来てくれたりします。おそらくこの施設で最もフレンドリーな鳥たちです。

ま、その分フンをつけられる危険もありますが…鳥飼いならそんなこと日常茶飯事ですからね。しかしセキセイに比べると相当熱くてでかいフンだったな。ここでは最大６羽のコガネが私の腕・肩・頭の上でまったり遊んでくれましたが、そのMAXコガネ動画は私の顔もバッチリ映っているのでここに上げるのはやめておきます。

↑ちょっと通りますよ～…なキンケイ。

↑ここに来て初めて知ったギニアエボシドリ。

カワイイのでこいつにもエサをやろうとしたら腕に乗るところまでは来てくれたのですが、

↑気が弱いのか後から来た別の鳥に追い払われてしまいました。

ちなみにこいつは全然違う鳥のようですが、一応これでもエボシドリの仲間らしいです。

↑世間で大人気のハシビロコウさん。

人間並みにデカく、高い位置でこんなポーズだと何かヒーローっぽいというか神々しさすら感じられました。

↑屋外はあいにくの雨で人気はなく、エミュー牧場にも入れず、人気のヘビクイワシなども外から眺めるのみ。バードショーは屋内版を鑑賞させていただきました。

↑温室外にはあまりにも人がいないんで、自分がやらねばなるまいと思いひたすらガチョウやカモにエサをやってました。こやつらもカワイイんだけど、間近で眺めると案外獰猛な雰囲気もあるんですよね。

ここだけで1000円分くらいはバラまいたかな。

トータルでは1500～2000円分くらいエサを買ったような気がします。熱帯魚にもやりましたしね。

滞在時間は４時間ほど、午後からは平日とはいえそれなりに客入りが増えてきたので、あまり同じところをウロウロするのもアレかなと思い適当なところで切り上げました。

↑お土産コーナーもなかなかの充実ぶりで１万２千円分も買い込んでしまいました。

鳥好き用ラーメンとは一体どんな奇妙な味がするのか？

まだ食べてませんが、食べたら味の感想をツイッターにでも書いておこうかなと思います。