自分が映画に年間いくらぐらいカネを遣っているのか調べてみた

最近気が付いたのですが、リアルでもネットでも誰かと映画の話をしていると

「それ、サブスクに入ったら観るわ」

とおっしゃる方が実に多いんですよね。というか、ほとんどの人がそうです。おまけに先日は

「サブスクを待たずに地雷処理する気概に脱帽します」

と褒められた（？）こともありました。

これは一体どういうことなのか。

純粋に家計に余裕がないのか、映画（特に地雷）にカネをかけたくないか、あるいはその両方といったところでしょうが、別に私も大富豪というわけではありません。独身貴族と言えばそうかもしれませんが、しょせん田舎の中小企業勤めなので給料は平均より低い方でしょう。

それでも、映画に費やすカネを節約しようと思ったことは一度もありません。なぜかというと、どんだけ浪費したところでたかが知れていると思っているからです。新作の地雷を1本処理してもレンタルなら大体400円だし。まあ、BD/DVDを買って収集しようとすればそれなりにかかるっちゃかかりますが、それ以前に場所を取りまくるのが大問題で、私はダンボール7箱分くらい溜まったあたりからほとんど買わなくなりました。

しかし、こうもみんなが節約しているとなると、私も一体いくらぐらい映画にカネを費やしているもんだか心配になってきました。「たかが知れている」と舐めてましたが、実は年単位でみるとチリも積もればで案外大きな出費になっているのかもしれない。

ということで、去年の家計簿を調べて映画に遣った分だけを抽出し、項目別に集計してみました。

その結果、

2020年度（2020年4月～2021年3月）分は、

トータルで「102,285円」でした。

これは…高いのか？　安いのか？　比較対象がないのでよくわからん。

国内旅行2回分くらい？　そう考えると高いっちゃ高いのかもしれません。

誰か他に把握している人がいたら「自分はいくらだよ」と教えてくれるとありがたいです。…そんな人いないかな。

一か月あたりだと8523円。

この期間中に観た映画の本数は227本なので、1本平均では約450円。

時間は1本平均90分とすると、1時間あたり約300円。

細かい内訳は以下の通りです。

一番多いのはやはりアマゾンプライムで、会員費と合わせると年間3万円を超えていますね。ゲオ宅配レンタルも2万円近くある。やっぱり田舎だからそこはね…

ただ、去年まではリアル店舗もそれなりに利用していましたが、最近はめっきり行かなくなったので今年はだいぶ傾向が変わりそうです。

ということで、今年度の分（2021年4月～）もまだ半分ですが算出してみました。

半年分で総額　74,221円。

去年よりだいぶ多い！このままのペースだと15万円程度にまで膨らみそうです。

こうして見ると、劇場で観る本数が増えたのが大きいようです。というか去年はコロナ禍真っ只中で延期した作品が多かったからですかね。また、それなりに人口が多い札幌市に越してきたので、それなりにマイナーな作品も劇場で観られるようになりました。主にサツゲキのおかげで。やはり劇場へ行く回数は今後増えていきそうです。

その反面、TSUTAYAでレンタルすることがなくなりました。ただでさえ店舗がどんどん減ってるし、別にTSUTAYA限定レンタル品みたいなものもないしね…。ゲオは限定レンタル品には力を入れているのですが、なぜかここ半年前ぐらいからアマプラ等でも有料配信しているのでやはり全然行かなくなりました。

それ以外でもDVDレンタル開始と同時に配信も行う会社が激増したので、ゲオ宅配レンタルすらほぼ使わなくなりましたね。まあ店舗でレンタルすると5枚で1100円で済むので有料配信は相対的に割高なんですが、店舗まで赴く手間が省けるという魅力には抗えない。アマプラ有料作品の金額が増えているのはこのせいでしょう…。

また、コンマビジョンという項目が増えていますが、これは応援企画に投資しているからですね。セミマゲドンTシャツやらサメデターパーカーの代金。今後も続けるのだとしたらけっこうな割合になりそうです。ちなみに9月にDVD買ったのも「必殺！恐竜神父」「電脳鮫」「ウィジャシャーク」と全部コンマ作品です。あの会社も人の財布のヒモを緩めさせるのがうまくなりましたね…。