人生9度目の引っ越しが決定



去年から今の職場で色々問題がありまして、ここしばらく転職活動を行っていました。その結果、公務員試験(超ド田舎の役所)に合格。しかし、いざ退職願を出したら、以前在籍していた札幌支社から「辞めるくらいならこっちへ来てくれ!」と連日うちまでやってきて猛烈な引き止め交渉をされまして、何やかんやあってものすごく悩みましたが、結局田舎の役所は蹴って札幌支社へ行くことに決めました。



ということで、来月はまた札幌へ引っ越さねばなりません。今回で人生9度目の引っ越しとなります。なかなかこんなにあちこち転居しまくった人間もいないんじゃないでしょうか。と思って調べてみたら、アメリカ人は平均で生涯に17回も引っ越しをするらしい。まあ日本人はたった3回なんですけどね。



ちなみに引っ越し業者はいつもアー〇を使ってますが、前回の4月と比べると料金は3分の1以下でした。荷物も距離もほぼ同じなのに閑散期というだけでこんなにも差があるとは…。繁忙期に引っ越しなんかするもんじゃないですね。



せっかくなので今日はこれまでに住んだ町や賃貸アパートでの思い出でもつらつら書いてみようかなと思います。転勤が多い人には物件選びの参考になるはずです。ただ、全部北海道内での話ですが。道外に出たのは修学旅行の時だけという筋金入りの田舎者人生なので…。



出現~1993年まで


札幌市東区



この頃の私は主に虫捕りとファミコンに血道を上げている単純な子供でした。今は亡きダイエー栄町店が懐かしい。今となってはかなり発展していて(道内にしては)都会都会している地域ですが、80年代はまだまだ原っぱだらけで遊び場には不自由しなかった記憶がありますね。


1993年~2001年


石狩市八幡町


それまで住んでいた街と比べなくても恐ろしいくらい何もない超ド田舎でした。未だにググっても地図以外何も出てこないよ。ここはもはや俗世間と隔絶された陸の孤島と言っても過言ではなく、商業施設など何一つ存在しない。庭で野菜を育て、川で魚を釣り、シカやイノシシを狩る過酷な自給自足生活をしいられました。もちろん駅などという文明的なものは影も形もなく、かろうじて1日3回くらいバスが通るだけ。学校も遠いので通学が異常に大変で、特に高校の時など剣道部で活動しながら往復30km以上もの距離を自転車通学。たぶん1日に3万キロカロリーぐらい消費しており、体重は今の半分しかないくらいガリガリで常に死にかけていました。ということであまり住み心地の良い地域とは言えません。


ただ、今年になって近場にコストコができたのでもしかすると今後発展していく可能性もあるのかも…?



2001年~2005年


室蘭市水元町


家賃27000円/木造/1DK/1階/築25年?


鉄鋼の街、室蘭。ここは北海道にしては非常に雪が少なく暖かく、暮らしやすい気候です(そのわりには過疎化が進んでますが)。それまで住んでいた八幡町に比べると衝撃的なほど凄まじい大都会のように感じたことを覚えていますが、10年以上後に再訪してみたら普通にただの寂れた田舎町でした。


この頃は相当なボロアパートに住んでいたので、壁がペラッペラに薄いうえに上も左右も非常識な騒がしい住人だらけで、毎日毎日壁ドンしまくりでした。さらに隙間からしょっちゅうでかいヤスデやゲジゲジやカマドウマやクモがワサワサ侵入してくるというまるでジャングルのように過酷な環境。室蘭は暖かくて湿度が高いから虫も巨大なんですよね。騒音と虫がイヤだからこれ以後木造アパートの1階だけは死んでも避けるようにしています。



2005年~2011年


旭川市秋月


家賃33000円/木造/1LDK/2階/築15年


それまで住んでいた八幡や室蘭と比べると途方もない大都市のように(略)。まあ最果ての地とはいえ、なぜか人口35万人もいますからね。意外にも北日本で人口第三位の都市なのです。


室蘭の時ほどではないとはいえやはり木造ボロアパートだったので、冬は氷点下30℃近くにもなる過酷な氷結地獄に震えていました。壁もやっぱり薄くてお隣の夫婦喧嘩にいつも辟易していた記憶。


この時期は勤務時間が途方もなく長く、休日も何かの間違いかと思うくらい少なかったため、私生活での思い出がほとんど何もありません。数少ない休日は市内にある祖父母宅へ行ってゴロゴロしていただけのような気がします。そんな生活を6年送った後、札幌支社へ転勤することに。


ここは出ていくときにチンピラみたいに横柄な管理会社の社員に言いがかりを付けられて修繕費をむしりとられたことが印象に残っています。もう二度と北海道建築〇理の物件は借りないよ。今は社名変わってるか。



2011年~2013年


札幌市中央区


家賃54000円/鉄筋コンクリ/1LDK/4階/築15年


18年ぶりに大都会札幌へ帰還。当時の上司のススメでオートロックのマンションに住んでみることに。今までのボロアパートと格段に違う先進的な設備に感動しました。鉄筋だからものすごく静かだったし。


しかし、そこはプロパンガス料金が異常に高いという罠が仕掛けられていました。賃貸物件はガス会社がプロパンガスの設備を無料で取り付ける代わりに、その料金を月々のガス代に上乗せして大家ではなく入居者から搾り取るという極悪な商慣習があることを初めて知りました。


しかもコンロだけでなく給湯器もストーブも全部ガスのプロパンガス地獄。冬のガス代は毎月3万円超えてたんじゃなかろうか。悪あがきでデロンギのオイルヒーター使ってみたけど、結局電気代がガス代並みに高くなるだけだったし。あんなべらぼうに光熱費のかかったマンションは後にも先にもここだけです。これ以後、賃貸を借りる時はプロパンガスストーブだけは死んでも避ける意識が刷り込まれました。コンロと給湯だけならまあいいけど、というか北海道の賃貸は下手すると9割方プロパンガス物件なのでプロパン自体はほぼ避けようがありません。どこもかしこもボッタクリ価格だけど、何らかの法律に抵触しないのかね…



この時は仕事で組んだ先輩が凄まじいモーレツ社員で、23時出勤の21時退勤みたいな22時間労働が常態化していました。私もそれに巻き込まれ、勤務時間自体は10時~21時くらいだったものの、毎日のように夜中から朝まで電話が鳴りまくり、ろくすっぽ眠れない生活を送る羽目に。まあそんなにイヤじゃなくてむしろ楽しいくらいでしたけどね。しかしとにかくプライベートで何かをする余裕がなく、仕事以外の思い出が何もない。



2013年4月~9月


旭川市新富町


家賃40000円/木造/2LDK/2階/築15年


この頃から自家用車を持ち、2LDKに住むようになりました。本とかDVDとかが増えすぎて一部屋物置にしないとまともに暮らせなくなってきたんです。ここは広めの2LDKのわりに家賃がとても安く、素晴らしい物件を見つけたなあと悦に浸っていたら夏にとんでもない事件が発生。


ある夜プロパンガスのホースが何者かに切断され、消防車が何台もやってくる騒ぎになり、さらに後日私の車のタイヤがパンクさせられていたのです。よくよく聞くと被害にあったのは私だけではなく他にも近所に大勢おり、時には近所のスーパーのパンに針が入れられる事件まで起きていたとか。


なんじゃそらと思って同じアパートの住人に聞き込みをしてみたところ、ガスホース切断事件の直後、1階に住む若い女性のところにカセットコンロを持ってきたジジイがいたと判明。ガスを使えなくさせておいて、コンロを貸すことでお近づきになりたかったらしい。つまりストーカーです。祖父とマゴくらいの年齢差がありながら何やってんだか…。そのストーカージジイは隣のアパートに住んでおり、私にも何かと話しかけてくる馴れ馴れしい人物でした。私のパンクした車を見て「酷いことをするやつがいるもんだねえ」などと同情的に言ってきたり。人と関わりたいために事件を起こしていたのかもしれません。



私はこの件で警察の取調室に入ったりローカルニュースに出演したりしましたが、その過程でストーカージジイの正体が徐々に判明。そいつは元々別の土地で活動していた元ヤクザで、引退後は生活保護者専門のアパートで暮らしていたとか。家賃が安いなあと思ったら隣にとんでもない事故物件があったわけです。大島てるにもそういう細かい情報はないんだよね。そんなところに長く住んでいられるはずもなく、わずか半年で引っ越す羽目に。車を買ったばかりだったので、このタイヤ買い替えと短期引っ越しのダブル出費は本当に痛かった。「家賃が安い物件にはワケがある」と思っておいた方がいいなと骨身に染みた出来事でした。



2013年9月~2014年3月


旭川市東旭川


家賃47000円/木造/2LDK/2階/築15年


ということで今度は遠く離れた超ド田舎の東旭川へ引っ込むことに。あの有名な旭山動物園のすぐ近くです。行ったことないけど。ここはおおむね問題ない優良物件だったのですが、下の部屋に自衛官とその妻子が住んでいました。自衛官は礼儀正しく好感の持てる人物だったものの、子供を𠮟りつける時の怒声がとんでもなく強烈にばかでかくて、私の部屋にまで大音量で響いてきたのが困りものでした。他人事ながら子供がトラウマになってないか心配になりましたね。


とか何とか言ってたらなぜかまた札幌への転勤辞令が出てしまい、結局ここも半年しか住めずまたもや引っ越す羽目に。2回連続で半年での引っ越しは相当キツかった。



2014年~2019年


札幌市西区山の手


家賃62000円/木造/2LDK/2階/築25年


そしてまたしても札幌ですが、今度は西区の山の手に。大体ポンコツ軽トラばかり走っていて交差点で農家のオッサン同士が喧嘩しているような東旭川とは次元の違う高級住宅街。立派な家ばかり目につくし、道を見ればBMWやベンツだらけ、スーパーで売ってるモノの値段もお高いしそこにいるおばさま方の服装も全然違う。


この時のアパートは車庫付きだったので車をパンクさせられる心配もなく安心でした。しかも都市ガスで光熱費も非常に安い。ただ築年数は古めで、下の住人が水道を使うとなぜか必ずうちの台所や風呂場の排水溝にゴボゴボと逆流してきてやかましいのが玉に瑕でした。いつも夜中に歌いながらガチャガチャ皿洗いしやがるし。


ここは大家のおじいちゃんが大変クセの強い人物で、「私の素晴らしい物件にご入居おめでとうございます」となぜか上から目線気味。「このアパートにはスキージャンプの葛西や舟木が住んでたこともあるんですよ~」とさんざん自慢されました。そんなこといいから配管を何とかしてほしかったね。


ここには5年間住み、また旭川へ戻ることに。



2019年~2021年8月


旭川市豊岡


家賃57000円/木造/2LDK/2階/築20年


ここは文句なしにこれまでで一番の優良物件でした。やっぱり不動産仲介業者は常口アトムやアパマン爆発ショップのような大手ではなく、地元密着型の業者に限りますね。そうでなければ見つけられないお宝物件でした。間取りはとても広く、古いわりに綺麗。エアコンもあるし、カーポート無料だし、冬は暖かくて光熱費も異常に安い…と非の打ち所がない。これでこの家賃はとても良心的。すぐ近くにスーパー、飲食店、映画館と商業施設が充実しているし、治安も文句なしに良い。できることなら長く住みたい物件でした。しかし、結果的にはわずか2年4か月で引っ越すことに…。



2021年9月~


札幌市西区西野


家賃60000円/木造/2LDK/2階/築20年


そして来月から住むのが札幌の西野。

前回までの物件探しでは駐車場無料の賃貸がほとんどだったんですが、最近はなぜか駐車場が別料金の賃貸が多いようで。ここも駐車場代が別で7500円かかるので実質家賃67500円。ちょっと高すぎたかな…。とはいえ下手に安いところに決めると、また何かワケアリかもしれないので仕方ありません。

決めてから気が付いたんですが、西野の山の方って雪が多くて大変そうですね。ヒグマやシカもウロウロしてるだろうし。円山とか宮の森にしたかったんだけどなあ…


コメント

切り裂きシンザ さんの投稿…
私は親が転勤族だったこともあって小さいころから家を持つまで4年以上同じ家に住んだことがありませんw 15回引っ越ししていますが日本ではレアケースかもしれませんね。おかげで小中高すべて転校しています。それはさておき仕事の目途がついたようでよかったですね。私も会社の体制が変わるようなので身の振り方を考えていますw
岩石入道 さんの投稿…
>切り裂きシンザさん

なんと15回もの引っ越し経験者ですか! 上には上がいるもんですなあ。小中高全て転校ってのも結構つらいものがありますね。私の場合は親が転勤族ではなかったので大体大人になってからの引っ越しが主ですが。
まあそうですね、結局転職を取りやめたのが良かったのか悪かったのか分からないんですが、とりあえずしばらくは札幌で落ち着ければなと。そちらの会社も色々ありそうですね。もう終身雇用の時代じゃないし、一つの会社を頼る以外の生き方も模索せねばなりませんね。